「痩せたいけど、お腹いっぱい食べたいし運動はしたくない。」というのはすべての女子が一度は考えるものですよね。
運動なしでダイエットなんて…と思う方もいるかもしれませんが、実はそんな方法もないわけでもありません。
「ついつい食べちゃう。」「運動が続かない。」そんな人でも効果的に体重が落とせる方法とは…?
そもそも、なぜ太ってしまうのか?
まず、なぜ人間の体が太るのでしょうか?
簡潔に言えば、その理由は体に必要なぶん以上のエネルギーを摂取してしまうのが原因で、あまった分が脂肪として溜め込まれるために太るという現象が起こるんです。
とてもシンプルですね。
この太るを回避するためには
◆エネルギーの摂取を控える
◆エネルギーの消費を増やす
と、大まかに2つの手段が考えられるわけですが、運動などでエネルギーの消費を増やせばその分お腹が空いて余計に摂取が必要になりますし、何ヶ月~何年にもわたって摂取を控え続ける…というのはちょっと現実的ではないですよね。
しかし、ご安心ください!
今回の趣旨は「お腹いっぱい食べるし運動はしないけど痩せる」ということですので、早速、その条件を満たすダイエット法を紹介していきたいと思います。
その①:脂っこいものが好きな方は…
「夕食は毎回ラーメンや揚げ物、お肉じゃないと!」というハードな食生活を送る方におすすめなのは、ゼニカルを始めとした油分の吸収を抑えてくれるダイエット薬です。
人間の体に摂取された脂肪の多くは腸内でリパーゼと呼ばれる酵素によって分解され、人体に吸収されやすい形になります。
しかし、この薬を飲めばリパーゼの働きを抑制することで脂肪分の分解を防ぐことができ、結果的に脂肪分を吸収することなく体外へ排出できるという効果があります。
実に、摂取した30%もの脂肪分を便と一緒に排泄することができるので、油分が多いものが好きな方にはもってこいの痩せ方と言えるでしょう。
ゼニカル(xenical)は、余分な脂肪分を便と一緒に排出するダイエット医薬品です。肥満症の治療にも処方されており、一回の食事に含まれる30%もの脂肪分が便と一緒に排泄されます。ゼニカルだけでなくマルチビタミンサプリメントや運動などと組み合わせることでさらに効果を発揮し、理想の身体へと導いてくれるでしょう。
【ゼニカルのジェネリック フォビカル120mg (forbical)】
フォビカルはダイエット薬でとても有名なゼニカルのジェネリック医薬品です。ゼニカルの成分と同じオルリスタットが体内で脂肪を吸収する事を抑える事によってダイエット効果を発揮してくれます。フォビカルは世界的にも使用者が多く、世界の17ヶ国で100万人以上の方に処方されているのが現状です。
⇒やせる薬(痩せ薬)は存在します!海外には。通販の選び方や効果・副作用!
ゼニカルの注意点
ゼニカルやフォビカルといった薬するときの服用したときの注意点としては、トイレに行ったとき以外でもお尻から脂が漏れてくることがあることです。
しかも、これは意外と気づきにくいので生理中以外のときでも念のため生理用品をつけておくのが無難と言えるでしょう。
また、脂に溶けやすい性質をもつ脂溶性ビタミンのビタミンA、D、E、Kなどが不足するのでサプリメントなどで補うのも忘れずに。
その②:お腹いっぱい食べたい方は…
ちなみに、上記のゼニカルは油分の吸収を抑えるものですので、「脂っこい食べ物はあまり食べないけど、炭水化物ばっかり食べちゃう。」みたいな人には残念ながらあまり効果がありません。
そんな方におすすめなのは、抗うつ剤でハッピードラッグという異名をもつ精神安定薬・プロザックです。
「ハッピー・ドラッグっていかにも麻薬の隠語っぽくてヤバい」「ダイエットなのに抗うつ剤?」なんて疑問に思う方も多いと思いますが、実はこのプロザックは精神を穏やかにする効果のほか副作用として食欲減退が起こるため、肥満治療やダイエット薬として用いられることがあるのです。
「そもそも食べる量が減るんだから、好きなものをお腹いっぱい食べても太らないよね。」という寸法です。
現在世界中で主に使用されている抗うつ剤の多くはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)ですが、その中でも最初に開発されたのがこのプロザックです。日本では認可されていませんが、世界中では広く使用され、「ハッピードラッグ」の愛称でも親しまれています。また、プロザックは食欲減退の副作用が強いので、肥満治療やダイエット薬としても使われます。
ちなみに、「ハッピードラッグ」という名前の由来も発売当初に新世代の抗うつ薬として脚光を浴びたためで、決して法に触れるような危険な成分を含んでいる等ではありません。どうかご安心を(もっとマシな言葉なかったんですかね…)。
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プロザックの注意点
プロザックには、他にも吐き気や頭痛といった副作用が起こる場合があります。
また、これはプロザックとゼニカルともに共通して言えることですが、基本的に未成年の方は摂取することができません。
では、未成年の方の場合はどうすれば良いのかというと…?
その③:未成年の方の場合は…
薬が使えない未成年の方の場合は、副作用の心配がないダイエットサプリメントがおすすめです。
Lカルニチンとは特殊なアミノ酸の一種で体内の脂肪を燃焼し、エネルギーに変換するために必要不可欠な栄養素です。太りにくい身体を作るためには脂肪を燃焼しやすいからだを作ることが非常に重要となってきます。そのためLカルニチンを適切に摂取することは脂肪を燃焼させる上で効率の良い手段となっています。
例えば、上記のサプリメントに含まれるLカルニチンと呼ばれる成分は効率的に脂肪が燃焼できるようになるものです。
脂肪を燃焼してエネルギーに変換するためには脂肪を細胞内のミトコンドリアへ運搬する必要があるのですが、このサポートはLカルニチンにしかできない役割。
脂肪燃焼にはLカルニチンは必須の栄養素と言うわけですね。
絶対にやってはいけないこと…
ということで、年代や生活習慣別に「お腹いっぱい食べるけど運動はしないで痩せる」方法を紹介しましたが、いかがでしたか。
結局ほぼほぼ薬とサプリの紹介になってしまいましたが、それでも主旨にはもっとも沿った内容だったのではないかと思います。
ちなみに、ネット上では「食べすぎたら吐くようにしてる」という方も少なからずいらっしゃるようですが、これだけは絶対にやってはいけません。
確かに、吐くというのは最も即効性があってお手軽にできる手段ではありますが、効果があるのは最初のうちだけ。
続けていれば最終的には拒食症か過食症のどちらかで入院するハメになるのは免れないからです。
摂食障害の治療病棟はほぼ監禁状態の生活
加えて、胃液の酸性はとても強いものですから、頻繁な嘔吐は歯を根こそぎ溶かしてしまいます。
口臭も酷くなり、若いうちから歯抜けになってしまい、と良いことは何一つありませんので肝に銘じておいていただければと思います。
(Text:小池 侑未)
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