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【ニキビ薬で鼻の黒ずみ除去】皮膚科医も推すイチゴ鼻を簡単に治す方法

【ニキビ薬で鼻の黒ずみ除去】皮膚科医も推すイチゴ鼻を簡単に治す方法

こんにちは、「イエカラ薬局」の小池です!

「鼻の角栓が気になる」「黒ずんでいるのが気持ち悪い」なんて悩みは、男性でも女性でも誰しも一度は抱えたことがあるものですよね。

しかし、鼻の黒ずみは実は基本的なケアで改善が可能であるということ、もしそれでもダメなら治すための薬がある。

というのはご存じない方が多いのではないでしょうか?

ということで、今回は鼻の黒ずみを解消できるごくごく簡単な方法と、最終手段として効果のある薬について紹介していきたいと思います。

そもそも、”黒ずみ”とは一体なんなのか?

この黒ずみの原因は、毛穴から生えている毛であったり、あるいはメラニン色素による色素沈着によるものだったりもしますが、たいていの場合は皮脂の油分と角質のタンパク質が混じって固まっているのが原因です。

いわゆる角栓なんて呼ばれているものですね。

この角栓は、毛穴を外部の細菌などから守ってくれる役割も果たしているのですが、紫外線や空気に触れると酸化して白や黄色から黒色へと変色していく性質があります。

これこそがイチゴ鼻なんて言われる状態との原因ですね。

そもそも、

では、この角栓を除去してやればいいのか…というと一概にそうとも言えません。

もともと、皮膚のターンオーバーとともに自然に取れていくものですので、それを無理やり取り除いてしまうと「守らなきゃ!」と逆に新しい角質や皮脂を多く生成することとなってしまい、その結果前よりも大きな角栓ができてしまうからです。

つまり、一時期流行した鼻パックやオロナインパック、ワセリンパックなどで角栓を一度にごっそり除去してしまうような方法は一時的な黒ずみの解消法としては効果的ですが、結局のところ再発の悪循環を生むだけであまり良い方法とは言えないんですね。10年前の自分に教えてあげたい…。

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そんな、黒ずみ改善のポイントは2つ

そんな、黒ずみ改善のポイントは2つ

まず大事なのは、なんと言っても規則正しい生活習慣です。

バランスの良い食生活と適度な運動、睡眠の質を高めることで、肌のターンオーバー(新陳代謝)の正常化を図ることができます。

ターンオーバーが正常化すれば、古い角質が残りにくい肌になり黒ずみが改善されるほかにも、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑えることができたり、シミが消えたり、ととにかく良いことづくめ!やらない手はないですよね。

また、ターンオーバーと同じくらい重要なのが日々のスキンケアです。

洗顔は、まず蒸しタオルや入浴などで毛穴を開いてから、たっぷりの泡で泡洗顔していくのがポイント。

イメージ的には肌の汚れを泡で吸着していくような感じで、表面をこすったりするのはNGです。

洗顔後は水でしっかりすすいで毛穴を引き締めるのを忘れずに。

【ニキビ薬で鼻の黒ずみ除去】皮膚科医も推すイチゴ鼻を簡単に治す方法

最後に、化粧水や乳液で肌表面をしっかり保湿したら完璧です。

過剰な皮脂の分泌や乾燥を抑えながらも、肌(毛穴)を柔らかくすることができるので、古い黒ずみ角栓も残りにくくなるんですよ。

それでもダメなら、ニキビ薬で解消

しかし、中には「生活習慣と洗顔を見直しても黒ずみが全然改善しない!」という方もいらっしゃるかもしれません。

そういう場合には、ディフェリンやレチノのようなニキビ薬を使って黒ずみを治すのも1つの手段です。

「肌の黒ずみを解消するのにニキビの薬?」とピンと来ない方が多いかもしれませんが、実はこのニキビ薬に含まれるアダパレンやトレチノインといった有効成分には、ニキビを治すだけでなく肌のターンオーバーを促進させる効果もあるのです。

実は、日本の皮膚科などでも黒ずみ除去の美容目的で処方されることもあるくらい、黒ずみ除去に対して効果が認められている薬なんですよ。

肌を新しいものに生まれ変えることができるので、黒ずみ以外にもシミやニキビ跡といった症状に効果があるのも嬉しいですね。

【レチノA0.025% (retinoa)】

レチノA0.025% (retinoa)

レチノA0.025%はディフェリンと同じ成分トレチノインを有効成分とする塗り薬です。皮膚のターンオーバー(再生)を促進する効果があり、シミやそばかす、ニキビ跡が改善します。皮脂の分泌量を減らし、毛穴の詰まりを防ぎます。毛穴自体を小さくする効果もあります。思春期のにきびはもとより、しつこい吹き出物も治します。できてしまったニキビの治療にも、これからできるニキビの予防にも効果があります。

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【レチノA0.05% (retinoa)】

レチノA0.05% (retinoa)

レチノA0.05%はにきびの画期的な治療薬ディフェリンのジェネリック医薬品です。ディフェリンは多くの日本の皮膚科でも処方されています。主成分のトレチノインは皮脂の分泌を減らすと同時に毛穴自体も小さくし、今あるニキビの治療から、これからできるニキビの予防までできます。また、皮膚のターンオーバーを促進する効果があり、ニキビ跡やシミそばかすを垢と一緒に皮膚の外へ出します。

とはいえ、このディフェリンやレチノは夢の万能薬というわけではなく、いくつか注意しなければならない点もあります。

効果が高い反面、副作用が出る方も結構多いんです。

まず、どんどんターンオーバーさせる=肌の角質層が薄くなる、ということでもあるので鼻の黒ずみ除去が目的なら口元や目元など元から皮膚が薄いところには使わない方が良いでしょう。

また、肌は脱皮したてのような弱い状態になるので、普段起こらなかったような乾燥や敏感肌などが見られるようになる場合もあります。

これは薬の効果があらわれている証拠でもありますが、心配な方は有効成分の含有量が少ない0.025%タイプを選んで、もし「1ヶ月使ってみてもどうしてもダメそう!」という場合は使うのは一旦辞めておいた方が良いかもしれません。

このニキビ治療薬での鼻の黒ずみ除去、「今までいろいろ試したけど効果がなかった」「絶対に黒ずみを解消したい!」なんて方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう?

(Text:小池 侑未)

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