こんにちは、イエカラ薬局の丸井です。
「物思いにふけたり」、「神経質に物事を考えすぎたり」、「自分を悲観的にしか捉えられなくなってしまう」などこの様な経験はないでしょうか?
実際に上記の内容に陥った時、精神的に安定せず、周りを見失ってしまうという人の方が多いように思います。
そんな方の半数近くは精神安定剤を利用しており、何故精神安定剤を求めるのか。
何故、精神安定剤に手を出すのか
精神安定剤を利用される方は、全般性不安障害(情緒不安定)により生活に支障が出ている人が殆どです。
例えばどのような支障があり服用しているのかというと
・物事に集中できず、やらないといけないことが手につかない。
・注意力散漫となり、ミスが多発する。
・肉体的、精神的に疲労しており、正常な判断を下せない。
・肉体的、精神疲労により免疫力が低下し別の病気に感染しやすくなってしまう。
・身体的緊張により、体の部位のどこかしらに痛みを感じる。
・緊張状態によっては、眠りが浅くなってしまい睡眠障害。
この様に精神状態一つで様々な障害が出てきます。
自分の生活を守るためにまた、自分の体を守るために精神安定剤というものが存在しています。
精神安定剤っていつから利用しているの?
これに関しては人それぞれ違ってきます。
学生時、成人後など人によって経験することも違いますし、感じることも違うので一概に薬の服用を始めた理由はこれです!とは言えませんが、一例としてこういったケースもございます。
・恋愛関係で問題
・友人関係との問題
・仕事のストレスや緊張
・家庭内でのストレスや緊張
・自分の未来に対しての不安や焦り
・自分に対して自信が持てず、先が見えない
・自分の考えが認められないストレス
この様にストレスを感じるタイミングは沢山あるので、どこで自分の心のダムが崩壊するかは違ってきます。
私、イエカラ薬局丸井は学生時代に精神治療を行っていたので、その当時の体験談をご紹介したいと思います。
学生時代の精神的ストレス体験談
もともと中学、高校と壮絶ないじめを受けてきていました。
学校ではお昼や放課後に屋上で「集団リンチ」を受けたり、朝一の登校時に自分の「机がなかったり」、トイレ休憩や移動教室の際に「財布を盗まれたり」意外とヘビーな学生時代を送ってきました。
それでも仲のいい友人達が相談に乗ってくれていたので、意外にも自分はこの時はまだ精神的にも余裕はありました。
ですが、高校生活の中盤頃に部活の後輩(Mちゃん)と付き合うことになり、彼女ができたことを仲のいい友人たちに話したら「お前はもう友達じゃない」とバッサリな一言。
その瞬間唖然とし意味がわかりませんでした。
数日後に自分一人で部室の掃除をしているときに、仲の良かった友人の一人がいきなり部屋に入ってきたと思った次の瞬間に憎悪と思われる感情をを自分に向けていました。
その瞬間凄く冷静な自分がいたのを今でも覚えています。
何故「お前はもう友達じゃない!」と言い放ったのか。
これについてちゃんと話をしたところ、単純な嫉妬とのことでした。
その友人達は部活の後輩(Mちゃん)が好きだったとのことで、どうしていいかわからず私を傷つけるという行動で精神の安定を取りたかったとのこと。
この事実だけは受け入れられなかったです。
その当時の自分を支えていてくれた友人が翌日には自分を傷つける側に行ってしまったこと。
その事実を実感してしまってからは人が怖い、信じられないというように全てに対して疑心暗鬼になってしまい、勉強にも手がつかず、学校に登校しても精神的ストレスから体調を崩し早退するようになりました。
いじめにも耐えられる精神状態ではなかったので一時期は不登校でした。
その時に初めて精神安定剤を服用するようになりました。
服用後からについては
自分の場合は初期段階で服用を始めたので半年ちょっとで完治しましたが、今でも仕事のストレスなどで疲弊しきっている時には、昔のことがフラッシュバックし精神的に安定しないときはあったりします。
永続的な完治は精神的なものなので、ないと思われますが生活や仕事に支障が出ないようにはすることができると思います。
早期的な対応をすることによって生活への支障を抑えたり、改善していくことは可能です。
また、これは社会人に私がなりたての時に早期的な対応をせず放置してしまい、治療が終わるまで4年近くかかってしまいました。
あくまで今回は利用し始めたきっかけの体験談なので割愛させていただきますが精神的に自分でコントロールできないところまで足が入っているのであれば、服用を検討して頂くのもいいかと思います。
実際に学生時代はこちらのバスピンにお世話になっていました。
<商品説明>
バスピン(buspin)に含まれる有効成分ブスピロンは、うつ病や不安障害、睡眠障害などの疾患に対して改善効果があり、服用によって不安感を抑制しつつ気分を高揚させる作用があります。抗不安薬として開発された薬ではありますが、うつ病の改善にも有効でその効果が報告されていて抗うつ剤として利用される方も多いです。
<使用方法>
バスピンは効き目が穏やか、依存性がほとんどない特徴があるのでデパスの代わりになる薬として注目を集めています。またその効果を実感するまでに2週間から3週間程度の時間がかかる薬のため、効かないからといって増量したりせず、まず飲み始めは10ミリグラム~15ミリグラムを一日2回から3回服用しましょう。その上で効果が薄いと感じるようであれば、3日ごとくらいの間隔で5ミリグラムずつ服用量を増やしていきます。ただし、1日の限度量は1日60ミリグラムと設定されているため、これを越えないよう注意が必要です。デパスの依存性が心配な方はぜひ一度デパスの代替薬として人気のあるバスピンをご検討ください。
<注意点 副作用>
個人差がありますが、バスピン(buspin)は、デパス(エチゾラム)やデパス(エチラーム)と比べて、依存性が低く、穏やかな効果を表すのが特長の抗不安薬です。近年はデパスの代わりになる薬として人気があります。依存性はほとんどありませんが、服用の際には用法・用量を守って上手に服用しましょう。
まとめ
社会人になってからも精神的に追い詰められている時期があり、そこでは何も手をつけませんでした。
本格的に治療し始めて完治するまでに4年近くかかってしまいました。
早期的な対応をしていれば、ここまでの期間をかけての治療にはならなかったと思います。社会人編での体験談はまた別の記事でお伝え出来たらと思います。
精神安定剤を服用し、依存性の少ないバスピン(buspin)ならご利用しやすいと思います。
(Text:丸井 和樹
注意
お薬の使用方法や注意点をお読みいただいたうえでのご購入を。