こんにちは、「イエカラ薬局」の松尾です!
「先輩、それなんですか?」
「ん、これはリタリンっつー薬だよ。徹夜するときはこれ飲んどくと朝までガッツリ遊べるんだ。」
「へぇ~。」
ということで病気以外の娯楽目的で使う人(と処方する医者)があまりにも多かったために2007年には処方が規制されてしまったリタリン。上記のやりとりからもう10年経っているなんて月日が流れるのは早いものですね…。
すでにリタリンを服用していたほとんどの人は代替薬や断薬によって”脱リタ”できていると思いますが、中には今でも「リタリンじゃないと…。」なんて方もいるみたいですね。でも、実は今はちゃんとリタリンの代わりになる同じ成分のお薬があるってご存知ですか?
目的:うつ病、不安障害の治療
効果:理由なき不安感や焦燥感、緊張感などを緩和します。
全般的に、不安障害の改善に効果を期待できます。
有効成分:ブスピロン塩酸塩
※ブスピロン塩酸塩は日本では未承認ですが、海外では抗不安剤の主流となっている成分です。
安全性が高く、依存性、耐性がないのが特徴とされています。
副作用:あまり副作用はないとされていますが 眩暈、眠気、倦怠感、のどの渇きなど。
妊娠中・授乳中・高齢の方、肝臓・腎臓に疾患のある方は服用できません。
リタリンはもう手に入らない
今でもリタリンを探している方には残念なお知らせになりますが、結論から申し上げますとリタリンはもう通販はおろか処方でさえ(ほぼ)手に入れることができなくなっています。
これは先輩のようにリタリンを病気の治療以外の目的で使っていたり、ひどい人になると覚醒剤のようにスニッフ(鼻から吸うやつ)したりポンプ(注射するやつ)したりしてハイになるのを楽しむ人が多すぎたためです。
それでもう薬が手に入らなくなってしまったんですから、ずっと治療目的でリタリンを使っていたADHDの方たちにとっては堪ったものではないですよね。先輩に代わりお詫び申し上げます…。
一応、現在もリタリンの処方自体はされているのですが、ナルコレプシー(睡眠障害)の症状がある場合のみに限られていて、それもリタリン流通管理委員会に登録されているリタリン登録医の診断のもとでなければ処方してもらえなくなりました。乱用してた人はもちろんADHDの方も、もうリタリンを飲むことはないと考えて良いでしょう。
なお、ネット上では今でも「リタリン売ります!」なんて書き込みをメルカリやツイッターなどで見かけることがありますが、ただの空瓶だったり偽物だったりでロクなものではないので、いくらリタリンが欲しくてもこの手の方たちに接触するのは辞めておきましょう。
「リタリン売る」とネット広告 岩手の男逮捕
向精神薬「リタリン」を販売すると無許可で宣伝したとして、宮城県警角田署などは21日、麻薬取締法違反(広告違反)の疑いで岩手県北上市上野町、無職、渡辺高広容疑者(31)を逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、渡辺容疑者は少なくとも昨年11月ごろから、インターネットの掲示板に「リタリンを専門に取り扱っています。入金後に発送します」などとする広告を許可なく掲載した疑い。県警のサイバーパトロールで発見した。送金した複数の人が「リタリンは届いていない」と話しており、詐欺容疑の立件も視野に追及している。
出典:http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081021/crm0810211759029-n1.htm
リタリンの代わりになる、同じ成分の薬
しかし、ご安心ください。実は、今ではリタリンの代わり…というか全く同じ成分のメチルフェニデートをもつ薬・コンサータがすでにADHDの方向けに処方されているんです。これだけ聞くと「同じ成分なのになぜリタリンはNGでコンサータはOK?」となってしまいますので補足していきましょう。
リタリンは不正使用や乱用といった問題のほかにも依存性という問題も抱えていました。そのため、代替薬のコンサータでは服用してから少しずつ時間をかけて溶け出すよう形状が工夫されているのです(この特性を徐放性と言います)。飲んでからすぐガツンと効いて数時間持続するリタリンと違って、薬の血中濃度が一定に保たれるので「薬がほしい!」とはなりにくく依存性は大幅に改善されているんです。
なお、いくら依存性が低いとは言え、このコンサータもリタリンと同じく第一種向精神薬に指定されていますので、そこら辺のクリニックで診察してもらって薬をもらう、とはいきません。
やっぱり、リタリンと同じくコンサータ流通管理委員会に登録されているコンサータ登録医の診断のもとでなければ処方してもらえないので、人によっては登録医が近くにいなくてコンサータが手に入らない!という方も多いと思います。しかしながら、やはりリタリンの代わりとなるADHD適応の代替薬はコンサータが第一候補になるでしょう。
リタリンの代わりになる代替薬はまだある
さらにさらに、2012年からはストラテラと呼ばれるコンサータが効かない人のために開発された後発のお薬もあります。もちろん、こちらもリタリンの代わりとして十分な機能を持ち合わせていますよ。
このストラテラはリタリンやコンサータと違って即効性がないのが特徴ですが、特筆すべき点は何と言ってもADHD薬の問題点として指摘されがちな耐性や依存性がないというところでしょう。長期間に渡って安定的に薬を服用することが可能なんです。代わりというか、こちらの方が効果は進化しているかもしれませんね。
しかも、ストラテラはリタリンやコンサータと違って向精神薬の指定を受けていないからか、比較的簡単に処方してもらえる上にネット通販でも購入できるのも魅力です。入手という点に関しては規制前のリタリン以上に簡単と言えるでしょう。
ただ、ストラテラも夢の万能薬というわけではなく残念ながらデメリットも結構あります。それはまず、即効性がないということ。薬が効き始めるまで6時間?12時間?いいえ、場合によっては効果が出るまで数ヶ月間飲み続けなければならないケースも決して珍しくはないんです。
そして、最もハードルが高いのが飲み忘れが続いてしまうと効果が出にくくなる、ということ。しかも1日2回服用しなければならない場合もあったりして「本当にADHDの人のための薬なのか!?」なんて思ってしまうところもあります。一体なぜ製薬会社はこんな用法・用量にしたのか…。
ストラテラとコンサータ、どちらを代わりに使うかは一短一長あるので一概にこちらの方が良いということはありません。ざっと特徴を挙げると
★コンサータ
・一点集中型
・シングルタスク
・一つの作業に集中できる、やる気が出て楽しくなったりキビキビ
★ストラテラ
・分散型
・マルチタスク
・視野が広がって周囲に対して気を配れたり作業の優先順をつけれる
…とはよく言われていますが、結局のところ効果は体質によりけり。飲んでみないとわからないので、可能ならまずは一度両方試してみるのがおすすめですよ。
さらにリタリンの代替薬として人気商品
当サイトイエカラ薬局でもリタリンの代わりに飲んでいる人も多い人気商品を紹介します。
【バスピン5mg/10mg】
バスピン(buspin)は、ブリストル マイヤーズ スクイブ社によって開発された不安緩和剤・バスパーのジェネリック医薬品にあたる非ベンゾジアゼピン系の薬です。服用によって不安感を抑制しつつ気分を高揚させる作用があるため、リタリンの代替薬としても活用出来ます。
<使用方法>
まず飲み始めは10ミリグラム~15ミリグラムを一日2回から3回服用しましょう。その上で効果が薄いと感じるようであれば、3日ごとくらいの間隔で5ミリグラムずつ服用量を増やしていきます。ただし、1日の限度量は1日60ミリグラムと設定されているため、これを越えないよう注意が必要です。
<注意点 副作用>依存性はほとんどありませんが、服用の際には用法・用量を守って上手に服用しましょう。服用時の注意点としては、もし飲み忘れなどによってバスピンを用法・用量通りに服用できなくても、朝と夜の服用分をまとめて摂取する、といったような飲み方はご遠慮ください。
リタリンの代わりの代替薬を個人輸入の通販で買う時の注意点
リタリンの代わりの代替薬を個人輸入の通販で買う時は注意点もあるのでしっかり読んで頂きたいです。
信用出来るのは医薬品専門の通販サイト!
上記で紹介したリタリンの代わりの代替薬は医療品です。当サイトは個人輸入代行サイトで、処方箋なしに購入する事ができますが、同じ医薬品を取り扱う通販のサイトによっては、偽薬を販売する通販サイトや品質に心配があったり、問題があったりする場合があるようです。また、購入しても商品が届くかなども心配な意見もありますが、イエカラ薬局では高品質な正規品のみ取り扱っており、沢山の購入者の意見も届いております。購入された大切なお薬をしっかりとお届けしますのでご安心ください。
リタリンの代わりの代替薬を試してみよう
リタリンの不正使用や乱用が問題になった結果、現在は処方がほぼ限られてしまいました。しかし、ADHDの方々にとって治療が必要な場合、代替薬が必要となってきます。その際に特に注目したいのがバスピンです。
バスピンは非ベンゾジアゼピン系の薬で、不安感を抑制しつつ気分を高揚させる効果があります。うつ病の改善にも有効で、抗うつ剤として利用される方も多いです。バスピンはリタリンやコンサータと異なり、一般の不安緩和剤としても使用されるため、リタリンに代わる選択肢として、非常に馴染みやすいお薬といえるので、ぜひご検討ください。
【バスピン5mg/10mg】
バスピン(buspin)は、ブリストル マイヤーズ スクイブ社によって開発された不安緩和剤・バスパーのジェネリック医薬品にあたる非ベンゾジアゼピン系の薬です。服用によって不安感を抑制しつつ気分を高揚させる作用があるため、リタリンの代替薬としても活用出来ます。
<使用方法>
まず飲み始めは10ミリグラム~15ミリグラムを一日2回から3回服用しましょう。その上で効果が薄いと感じるようであれば、3日ごとくらいの間隔で5ミリグラムずつ服用量を増やしていきます。ただし、1日の限度量は1日60ミリグラムと設定されているため、これを越えないよう注意が必要です。
<注意点 副作用>依存性はほとんどありませんが、服用の際には用法・用量を守って上手に服用しましょう。服用時の注意点としては、もし飲み忘れなどによってバスピンを用法・用量通りに服用できなくても、朝と夜の服用分をまとめて摂取する、といったような飲み方はご遠慮ください。
また、他にもご自分にあったお薬が見つかるかもしれませんので、ぜひ下記のリンクからもお薬を探してみて下さい!
(Text:松尾和志)