こんにちわ、イエカラ薬局です。
皆さん、2016年10月にデパス(エチゾラム)が向精神薬指定によって個人輸入禁止になる事を知っていましたか?まだまだ知らない人も多くいると予想し、今回は『デパス(エチゾラム)が何故、向精神薬指定になったのか?』をテーマに記事を書きました。
当サイト、イエカラ薬局でもデパスのジェネリック『エチラーム』を販売しておりましたが、2016年9月には法改正が行われ、2016年10月に向精神薬指定となりますので販売を終了とさせて頂く事になります。
また、デパス(エチゾラム)だけではなく、アモバン(ゾピクロン)についても2016年10月に向精神薬指定となりますので『ゾピコン』の販売も終了とさせて頂きました。
イエカラ薬局で販売中止となるお薬一覧
※当サイト、イエカラ薬局では上記の3つの医薬品の販売を中止しました。
デパス(エチゾラム)、アモバン(ゾピクロン)の向精神薬指定は本当なの?
何故この様な事になってしまったのでしょうか?それは、厚生労働省から『麻薬及び向精神薬取締法施工規則の一部を改訂する省令案』と『麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令の一部を改正する政令案』について、パブリックコメント(意見公募)が行われた為に今回の騒動が起こっています。
こちらの意見募集は既に受付が終了しており、知らない方も多く、水面下で公表が行われていました。
実際にデパス(エチゾラム)やアモバン(ゾピクロン)を含む、規制の対象となるお薬を服用している大多数の方が、このパブリックコメント(意見公募)が行われている事を知らず、自ら意見を言えないまま、個人輸入に規制が入る事になってしまったのです。
一番意見をしたい方や意見を聞かなくてはいけない方々を完全に無視をして決められた意見募集ですが、実際に私も意見募集の受付が終わってからこの話を知りましたが、多くのデパス(エチゾラム)やアモバン(ゾピクロン)を服用している方もそうではないでしょうか?
(2016年7月19日に公開が行われ、意見募集は2016年8月18日まで募集されていたようです。)
簡潔にまとめてしまうと、『向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令』にデパス(エチゾラム)、アモバン(ゾピクロン)、エスゾピクロンの三つの物質を新たに向精神薬として指定する為に政令を改訂する。という事になります。
どうしてデパス(エチゾラム)とアモバン(ゾピクロン)が10月に向精神薬指定になるの?
主な原因について、この三つの物質は『依存性』と『乱用』の恐れがあるとされており、有害な作用を有すると認められた為に、今回2016年10月には向精神薬指定になるという事です。
必要な方には必要なお薬として処方されてきましたが、今まで向精神薬指定を受けていなかった為か、デパス(エチゾラム)は耳鼻科や内科、整形外科などの向精神薬について詳しくもない医師達が軽い気持ちで処方を行ってきました。
規制が無いという安心感からなのか、日本国内では一番処方される抗不安薬まで登りつめました。
しかし、デパス(エチゾラム)はベンゾジアゼピン系抗不安薬と呼ばれるお薬の中でも依存性が高く、この依存性の高さからデパス(エチゾラム)を乱用してしまう方が後を絶たない状態となっているのです。
このような背景もあり、厚生労働省が向精神薬指定に乗り切ったのだと思いますが、デパス(エチゾラム)とアモバン(ゾピクロン)が向精神薬指定になると今後どのような事が変わってくるのでしょうか?
デパス(エチゾラム)とアモバン(ゾピクロン)が向精神薬指定されたらどうなる?
・個人輸入が禁止になり、個人で購入する事が出来なくなります
『麻薬及び向精神薬取締法』の定めによって一般の個人の方が輸入する事が禁止になり、違反した場合は処罰を受ける事になります。
また、今までなら当サイトイエカラ薬局のような個人輸入サイト等から誰でもデパス(エチゾラム)とアモバン(ゾピクロン)等の医薬品を購入する事が出来ましたが、今後は一切、個人輸入を行う事が出来なくなり、購入する事も出来なくなります。
・処方される上限設定が設けられる事になります
向精神薬指定になったお薬は1回に2週間分、1ヶ月分または90日分を限度とし、処方される期間の上限が設けられていますが、10月から向精神薬指定になる場合は処方の上限が設けられる事になります。
(今まではデパス(エチゾラム)やアモバン(ゾピクロン)は処方出来る数に上限はありませんでした。)
・海外へ持ち込む際に携帯出来る量が制限されます
海外へ向精神薬を持ち込む際には省令で定められている範囲内で携帯して輸出入する事が出来ると規定されていますが、今回の向精神薬指定により、デパス(エチゾラム)やアモバン(ゾピクロン)に携帯出来る量の制限が加わりました。
・デパス(エチゾラム)の場合、持ち込みの上限は90mgに制限されました。
・アモバン(ゾピクロン)の場合、持ち込みの上限は300mgに制限されました。
デパスの代わりになる代替薬はないの?
デパスが販売終了する事により、デパスは購入できませんが、代わりになる代替薬はありますのでご安心ください。 中でも、元々デパス愛用者から評判がいいのは、バスパーですね!価格の安いバスパーのジェネリック医薬品も人気があります!
もちろん当サイト、イエカラ薬局でも取り扱っているので是非検討下さい!
信用出来るのは医薬品専門の通販サイト!
バスパージェネリックやバスピンはデパスの代替品として効果的な医療品です。当サイトは個人輸入代行サイトで、処方箋なしに購入する事ができますが、同じプロペシアやジェネリック医薬品を取り扱う通販のサイトによっては、偽薬を販売する通販サイトや品質に心配があったり、問題があったりする場合があるようです。また、購入しても商品が届くかなども心配な意見もありますが、イエカラ薬局では高品質な正規品のみ取り扱っており、沢山の購入者の意見も届いております。購入された大切なお薬をしっかりとお届けしますのでご安心ください。
バスパージェネリック
バスパージェネリックは抗不安剤の1つで、昔からあるデパスと同等の効果を期待する事ができます。この薬に含まれている有効成分は、うつ病の治療薬に活用されています。脳にある神経伝達物質を安定化し、ドーパミンとアドレナリンの働きを高めるので落ち着いた気分になると言われています。不安障害があったり、感情を思ったようにコントロールする事が難しいという方に適した薬です。
<使用方法>
不安障害のケースだと、1日に2回、1錠から3錠を決まった時間帯に、お水で服用します。不眠症のケースでは、就寝前だけに、1錠から3錠を、お水で服用します。一日に使用出来る最大量は60mgです。
<注意点 副作用>依存性や副作用はほとんどありませんが、人によっては離脱症状として味覚障害や眠気、吐き気、下痢、ひどいケースでは性格が変わってしまうといった事があります。減薬や止める過程で症状が現れた場合、すぐ医師に相談して下さい。
【バスピン】
バスピン(buspin)は、ブリストル マイヤーズ スクイブ社によって開発された不安緩和剤・バスパーのジェネリック医薬品にあたる非ベンゾジアゼピン系の薬です。 バスピンに含まれる有効成分ブスピロンは、うつ病や不安障害、睡眠障害などの疾患に対して改善効果があり、服用によって不安感を抑制しつつ気分を高揚させる作用があります。抗不安薬として開発された薬ではありますが、抗うつ剤として利用される方も多いです。
<使用方法>
10ミリグラム~15ミリグラムを一日2回から3回服用しましょう。1日の限度量は1日60ミリグラムです。
<注意点 副作用>依存性はほとんどありませんが、もし飲み忘れなどによってバスピンを用法・用量通りに服用できなくても、朝と夜の服用分をまとめて摂取するといったような飲み方はご遠慮ください。
最後に、バスパーのジェネリック医薬品であるバスパージェネリックやバスピンは、デパスよりも副作用や依存症のリスクが少なく安心して飲めるお薬ですが、それでも個人差や飲み方、飲み合わせ等で異常が起こりえます。
他に服用されている薬がある場合は医師と相談の上、用法・容量をしっかりお守りの上で服用して下さい。
重い副作用等がでた場合は必ずすぐに医師に相談して下さいね。