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ジスロマックかクラビットか…薬の治療で淋病(淋菌)を完治させる方法

ジスロマックかクラビットか…薬の治療で淋病(淋菌)を完治させる方法

こんにちは、「イエカラ薬局」の松尾(♂)です!

淋病に関して、江戸時代には吉原の影響から江戸の街中に淋菌が拡がり、治療方法が限られていたため、多くの人々にとって治りにくい病として恐れられていました。

例えば、木瓜のツルを煎じて飲むという伝統的な方法が試されていましたが、効果はほとんど期待できませんでした。

幸い、現代にはペニシリンなどの抗生物質が発展し、淋病は「適切な治療で治せる病」という認識が広まっています。

しかし、正しい治療を受けないと再び治りにくい病へと逆戻りするリスクがあるのは、多くの人には知られていないかもしれません。

そこで、今回の記事では淋病が市販薬だけでは治らないこと、そして適切な治療法を選ぶ重要性について、明確にお伝えしたいと思います。

また、淋病についての基礎知識や、医者の処方箋無くても個人輸入の通販サイトで購入できる淋病のお薬なども紹介していきますので、是非最後までお読みください。

もしかして淋病かも?と思ったら…

淋病の原因となる菌は環境に弱く、乾燥や温度変化に敏感です。例えば、30度以下や40度以上の温度では生存が難しくなります。しかし、その弱さゆえとはいえ、市販薬で容易に撃退できるわけではありません。

女性 疑問 ハテナ

感染経路としては、ほとんどが性的接触を介してのものです。言い換えれば、感染部位の粘膜が他の粘膜と接触することで、感染リスクが高まるということです。

この特性から、感染が多い部位は性器、肛門、そして喉となります。淋病は他の性病、例えば梅毒やクラミジアと混同されることがよくありますので、それぞれの症状について理解しておくことが大切です。

男性の場合

ジスロマックかクラビットか…薬の治療で淋病(淋菌)を完治させる方法

男性が淋病菌に感染すると、約2~7日の潜伏期間を経て症状が現れることが多いです。実際、95%の人は排尿時に尿道での痛みや膿を伴う分泌物を経験するため、感染に気付くことが多いです。

一方、約5%の人々は明確な自覚症状がないため、症状に気付かずに進行してしまうことがあります。

しかし、これは良い状況を意味するものではありません。無症状のまま放置すると、淋病菌は尿道を進行し、結果として前立腺炎や精巣上体炎を引き起こす恐れがあります。

これらの状態は高熱や強い痛みを伴い、最悪の場合は入院や男性不妊の原因となることも考えられます。

女性の場合

ジスロマックかクラビットか…薬の治療で淋病(淋菌)を完治させる方法

女性における淋病の症状としては、排尿時の痛み、不正出血、下腹部痛、おりものの変化などが挙げられます。しかし、驚くべきことに感染した女性の約80%がこれらの自覚症状を持たないことが知られています。

自覚症状がないからと言って安心はできません。感じる症状がない間も、淋病菌は体内で繁殖し続け、長期的には卵管炎、卵巣炎、骨盤腹膜炎などの深刻な状態を引き起こし、不妊の原因となることもあります。

淋病は女性にとって、特に病の進行が悪化すると非常に厄介な状況を引き起こすことがあります。

症状が感じられないとはいえ、感染者が性行為を行うと、相手に淋病を伝播させるリスクが高まり、感染の拡大につながる可能性があります。

人類と淋菌(淋病)の終わらない戦い

淋病の治療について考える時、まず重要なことは市販薬での治療は不可能であるということです。したがって、淋病を治すためには医師によって処方される専用の抗生物質が必要となります。

しかし、淋病菌は抗生物質に対する耐性を早い段階で形成する特性を持っています。例えば、以前は効果的であったペニシリンやクラビットのような薬も、現在ではその効果が低下しているのが現状です。

これに対応して、製薬会社は新しい抗生物質を開発していますが、淋病菌がその新しい薬にもすぐに耐性を持つことがあるため、抗生物質と淋病菌の間で持続的な政府vs脱法ドラッグみたいな“いたちごっこ”のような戦いが続いています。

ジスロマックかクラビットか…薬の治療で淋病(淋菌)を完治させる方法

このため、現在感染している淋病菌がどの薬に対して耐性を持ち、どの薬が効果的かは試してみるまで確定的には分かりません。実際には、効果的な抗生物質を見つけるために複数の薬を試す必要があるかもしれません。

淋病を完治させるための治療

淋病の理想的な治療は、病院での抗生物質の整脈注射です。

主に使用されるのはセファム系のセフトリアキソンやセフォジジム、またアミノグリコシド系のスペクチノマイシンなどです。

女性 納得

これらの薬は現時点での治療において効果的であるとされています。受診する科が分からない場合、女性は産婦人科、男性は泌尿器科を選ぶと良いでしょう。そして、市販薬での治療は推奨されません。

しかし、どうしても病院に行けない状況の場合、個人輸入の通販サイトでの抗生物質の入手も選択肢の一つとなるでしょう。

ただし、どの抗生物質が実際の淋病菌に効果的かは試してみるまで分からないため、効果的な治療薬を探る過程は時間がかかるかもしれません。

ジスロマック(完治率80%)

ジスロマック(有効成分アジスロマイシン)は、現在多くの病院で淋病治療のために処方されているマクロライド系の抗生物質です。ジスロマックを服用するメリットは淋病を引き起こす淋菌に加えてクラミジアに対しても効果が高い点で、服用によって淋病と併発しがちなクラミジアも同時に撃退することができます。

経口で摂取する抗生物質では淋病に対して最も有効性が高いお薬ですが、それでも20%ほどの淋菌はジスロマックに対する耐性をもっているので効果がない場合も少なからずあります。

ジスロマックのジェネリック薬 【アジー(azee)】 アジー(azee) こちらの薬はジスロマック(zithromax)のジェネリック薬・アジー(azee)です。ジスロマックと同じ有効成分アジスロマイシン(AZM/azithromycin)を含有しているため、服用によって得られる作用はジスロマックと同様ですが、アジーは後発のジェネリック医薬品なので価格が格安となっているのが特徴です。マクロライド系抗菌剤は比較的新しい種類の抗生剤のため幅広いタイプの細菌に効果を及ぼすため、原因菌の種類が特定できない場合の治療にも用いられます。

アジーの詳細はこちら

セフィキシム(完治率40%)

かつては淋病に有効なお薬として知られたセフィキシム(有効成分セフスパン)ですが、淋菌がアッという間に耐性を獲得してしまったため現在は有効性もグッと下がって完治率も40%となっています。それでも、現在セフェム系のお薬の中では淋病に最も有効なのがセフィキシムです。とはいえ、セフィキシムも2人に1人以上は効かないので効果があればラッキーといったところでしょうか。

ミノマイシン/ビブラマイシン(完治率20%)

完治率がさらに半分になって、このあたりからは病院に行った方が安上がりかもしれないですね。ミノマイシン(有効成分ミノサイクリン)やビブラマイシン(有効成分ドキシサイクリン)といったテトラサイクリン系のお薬も淋病に対して効果がある場合があります。

【ミノマイシン・ジェネリック】 ミノマイシンジェネリック(Minoz)100mg ミノマイシンジェネリック(Minoz)100mgは、細菌感染による感染症の治療に用いられるテトラサイクリン系の抗生物質です。主成分であるミノサイクリン塩酸塩は皮膚科、呼吸器科、耳鼻科、泌尿器科、歯科領域など幅広い感染症治療に用いられ、細菌が増殖するために必要な蛋白質の合成を阻害するため、クラミジアや梅毒などの性感染症治療、そしてアクネ菌を原因とするニキビに効果を発揮します。

ミノマイシン・ジェネリックの詳細はこちら

クラビット(完治率20%)

また、日本でも風邪薬や膀胱炎のお薬としておなじみのクラビット(有効成分レボフロキサシン)も淋病に対して多少の有効性が認められています。有効性は決して高いとはいえませんが、もしどの抗生物質も全然効かなくてお家にクラビットが余っている場合はダメもとで使ってみる価値はあるでしょう。

【クラビット・ジェネリック】 クラビット・ジェネリック クラビットジェネリック(cravit generic)はクラミジアの特効薬として知られる抗生物質です。ニューキノロン系に属する抗菌剤/抗菌薬で、有効成分レボフロキサシンには細菌のDNA合成を阻害する作用があります。特に性病(STI/STI)のクラミジアや淋病に対して非常に高い効果を及ぼします。また、クラビットジェネリックは性病治療以外にも、膀胱炎や肺炎、腸炎にも効果があります。

クラビット・ジェネリックの詳細はこちら

ペニシリンG(完治率10%)

もはや参考情報レベルになりますが、ペニシリン系のペニシリンG(有効成分ベンジルペニシリン)も淋病に対して効果がある場合があります。このペニシリンGもセフィキシム同様にかつては淋病に対して処方されることが多かったお薬なのですが、耐性によって今ではほとんど効かなくなってしまいました。

特にペニシリン系のお薬は半世紀以上もの長きに渡って淋病治療に使われてきた経緯があるだけに、効果がほとんど見られないという現状です。

なお、これらの抗生物質は薬局やドラッグストアでは市販されていないため、入手する方法は病院で医師に処方してもらうか通販(個人輸入)のいずれかに限られます。

淋病を完治させるための注意点

これは非常に大事なことなのですが、淋病は「症状が治まった=治った」ではありません。症状が見えなくなったとしても、体の中にはまだ菌が残っている可能性があります。

そのため、抗生物質を服用する際は、指定された期間をしっかりと完了することが重要です。

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もし、中途半端に飲んでしまい殺菌しきれなかった場合は、完全に菌を除去することができず、その菌が薬への耐性を持つ恐れがあります。

それにより、次回治療時にはより治療が難しくなる可能性があるのです。したがって、治療が終了した際には、再度病院や検査キットを利用して淋菌の検査を行うことを強く推奨します。

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淋病がどうしても治らない場合は…

抗生物質を試しても淋病の症状が改善されない場合、主に次の2つの理由が考えられます。

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1つ目は、実際には淋病ではない場合。クラミジアや梅毒のような他の性病の可能性もあります。そして、いくつかの抗生物質を服用した後であれば、その他の性病の菌は大抵除去されているはずですが、性病以外の異なる病気の可能性も考慮する必要があります。

2つ目の理由はすべての抗生物質に耐性を持つスーパー淋菌が原因である可能性があります。映画のようなシナリオに思えますが、この種の淋菌は実際に存在し、その事例も報告されています。例えば、最近では京都でスーパー淋菌が特定されたケースが話題となりました。

これらの状況を鑑みると、抗生物質だけで症状が治まらない場合、病気の特定や適切な治療のために医療機関を訪れることが必要となるでしょう。

まとめ

今回の記事では、淋病についての基礎知識、淋病を完治させるための治療方法、淋病が完治しない場合や治療の注意点などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

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淋病を完治させるためには、しっかりと抗生物質を決められた期間服用することが大切になります。

淋病を治療するための抗生物質であるジスロマッククラビットなどは、通常手に入れるためには医者の処方箋が必要ですが、個人輸入の通販サイトであれば処方箋無しで手に入れることが可能です。

しかし、通販サイトによっては、質の悪い商品を扱っていたり、商品が届かないなどのトラブルが発生する場合もありますので、安心できる医療品専門の通販サイトを利用するようにしましょう。

信用出来るのは医薬品専門の通販サイト!

イエカラ薬局個人輸入代行

当サイトの「イエカラ薬局」は医療品専門の通販サイトです。イエカラ薬局では高品質な正規品のみ取り扱っており、たくさんの購入者の喜びの声も届いております。

ご購入された大切なお薬をしっかりとお届けしますのでご安心ください。

淋病でお悩みの方は、この機会に是非イエカラ薬局でお薬を入手されてみてくださいね。

(Text:松尾和志)

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