女性の4人に3人は一生に一度経験するとも言われるカンジダ(膣カンジダ症)は、もはや国民病と言っても過言ではないほどポピュラーな病気です。
しかも、このカンジダは一度発症してしまうと再発しやすいという特徴があり、治っては悪化の繰り返しに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
日本では、カンジダは再発した人に限って薬局やドラッグストアでも薬が買える制度がありますが、実は市販薬よりも便利な薬を通販で入手できるというのはみなさまご存知でしょうか…?
カンジダの再発を繰り返してしまう原因
デリケートゾーンの感染症というと、セックスで性病が移ったと思われがちですが、実はカンジダは健康な人でももともと体内に菌をもっているもの。
ですので、実はカンジダはセックスとはあまり関係がありません。
普段は善玉菌のはたらきによってカンジダの繁殖が抑えられているのですが、疲労やストレスが蓄積して免疫力が低下するとカンジダ菌が急激に増加、デリケートゾーンにかゆみや白いチーズ状のおりものを引き起こしたりするのです。
症状が軽ければ治療しなくても生理の経血などでカンジダが洗い流され治る場合もありますが、かゆみが長引く場合にはやはり薬を使って殺菌することとなります。
しかし、一度症状が治まってもカンジダは完治するわけではありません。
なぜなら、カンジダは体の中ではごくごくありふれた菌ですから、完全に除去することは難しい種類の菌なのです(そもそも、普段のカンジダ菌はおとなしいので完全に除去する必要もありませんが)。
そのため、人によっては上記のような免疫力の低下が原因となって再発を繰り返してしまったりするのです。
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再発した場合は市販薬を買えるようになる
さて、原因は何であれカンジダは再発した場合に限ってドラッグストアや薬局などで売られている市販薬を買えるようになります (再発したときだけで、初めてカンジダにかかってしまった場合はダメです)。
ラインナップとしては
◆フェミニーナ膣カンジダ錠(小林製薬)
◆オキナゾール L100(田辺三菱製薬)
◆メディトリート(大正製薬)
◆メンソレータムフレディCC膣錠(ロート製薬)
◆エンペシドL(佐藤製薬)
などで、CMでもおなじみの製薬会社が各社いろいろな薬を販売しているのがわかりますね。
これらはドラッグストアや薬局に赴けば薬剤師に販売してもらえます…が、残念ながらこれらの薬にはいくつか問題点があるんです。
膣錠と呼ばれるタイプの薬について
まず、これらの薬はいずれも”膣錠”と呼ばれるタイプのもので、使い方としては錠剤を膣の奥まで挿入する必要があります。
膣への入れ方もちょっとしたコツがあり
1. 人差し指と薬指の全体を濡らして、指先は軽く拭う
2. 膣の入り口も濡らすとより入れやすいので、場合によってはビデや潤滑ゼリーを使う
3. 自分にとって一番らくな姿勢で挿入します
4. 膣はまっすぐ伸びてないので、90度ほどお尻側にカーブしながら上に向かうのが入れ方のポイント
といった手順が一般的です。
これだけでもかなりハードルが高く感じますが、ここからがさらに曲者。
実は、挿入しても外に出てくることがあったり、錠剤が逆にかゆみや痛みを引き起こしてしまう場合も少なくないんです。
加えて、市販薬では用法・容量が決まっていて「再発するまでの期間が2ヶ月以内の場合」と「半年の間で2回以上再発している場合」ではドラッグストアや薬局に行っても薬剤師さんが薬を売ってくれなくなるのです。
再度クリニックへ行って医師に薬を処方してもらえば良いのですが、一時とはいえ薬が使えないのはやはり辛いものです。
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通販ではもっと便利な薬がある!
そんな方に、一つの手段として知っておいていただきたいのがネット通販です。
正確には通販ではなく個人輸入代行と呼ばれるものなのですが、買う側の人にとってはネット通販と何ら代わりはないので特に覚える必要はないでしょう。
この個人輸入代行を利用するメリットは、家にいながらにして薬が届くので薬局やドラッグストアに行かなくても済む、というのもありますが何と言ってもクリニックでも処方されるカンジダの飲み薬を入手することができる、というのが挙げられます。
例えば、この膣カンジダの薬ではクリニックでなければ1日1回1錠を服用するだけでカンジダを治療することができるダイフルカンはもらえませんが、個人輸入代行であれば何錠でも購入できるのです(これは日本の厚生労働省も認めているものです)。
【ダイフルカン・ジェネリック200mg (diflucan-generic)】
ダイフルカン・ジェネリックは抗菌薬ダイフルカンのジェネリック医薬品です。カンジダなどの真菌(カビ菌)感染症に効果がある抗生物質です。抗菌剤ダイフルカンは病院で処方してもらうこともできますが、薬の価格が高めなのが難点です。カンジダは再発が多い病気なので薬価は重要ですよね。ダイフルカンのジェネリック薬は価格が安く、特にこの4錠入りのものはとても経済的です。
ダイフルカンの場合は服用を続けるだけでそのまま予防にもなるというのも嬉しいですし、何より、もう毎回膣の奥まで挿入する必要もなければ、再発による購入期間などを気にする必要もないんです。
症状が出たときにだけ飲むも良し、予防も兼ねて毎日飲むも良し、常備しておいて損はないダイフルカン。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
(Text:小池 侑未)